グローバルなデザインは、インクルーシブに、かつアクセシビリティやサステナビリティを重視することが不可欠です。また、場所は能力を問わずすべてのユーザーのニーズに応えるプロダクトやサービスをつくることも求められます。

このために重要なのは、さまざまな文化やバックグラウンドを持つユーザーの多様なニーズや視点を考えた、インクルーシブの原則です。鍵となるのは、直感的で使いやすいインターフェース。

このセッションでは、エコシステムのなかのアクセシビリティ、インクルーシブ性、デザイン体験について紹介します。アクセシビリティとインクルーシブ性がいかに大切であるか、排他性が個人や組織に与える悪影響、エコシステムのなかでインクルーシブデザインを採用するメリットについて学びましょう。

Regine Gilbertは、10年以上テクノロジーに携わってきたUXデザイナー、教育者です。

ニューヨーク大学の助教授であり、さまざまなブランドのコンサルタントも務めてきました。

世界をインクルーシブでアクセスしやすい場所にすることを目指し、デジタルアクセシビリティ、インクルーシブデザイン、没入体験といったテーマを中心に研究に勤しんでいます。

2019年には自身初の著書「Inclusive Design for a Digital World: Designing with Accessibility in Mind」（出版：Apress）を出版。著者としても活躍中です。