Ryo Sampei

Producer

Spectrum Tokyo / Design Matters Tokyo

*replacing Kaori Tsuruta from Nikon

Where's the Wasabi? Finding Design Potential in your Indigenous Roots

日本は多くの分野においてその独自の文化で有名ですが、デジタルデザインについては、我々が世界的なイニシアチブを持っているとは言えません。近年、日本の実践されているデザインの多くは西洋ベースであり、それこそがRyoが英語のデザイン記事の翻訳を基軸としたウェブマガジン、UX MILKを運営し、過去7年間で最大のUXデザインコミュニティとなった理由の一つです。

国内でデザインコミュニティを運営した後、Ryoは「本当にこれが私たちが追求したいデザインのトレンドなのか?」と疑問に思い始めます。もちろん、日本はまだDXの真っ只中にあるので、ある程度は世界のトレンドが役立つでしょう。しかし、一般的なデザインの実践をすべて理解した上で、私たち自身の道を見つけ出す時が来たと言えます。日本はどのように新しいトレンドを分岐させ、独自に進むことができるのでしょうか?

このトークでは、Ryoがどのようにして彼のデザインコミュニティを始め、なぜ日本人デザイナーとして一般的な西洋ベースのUXトレンドに違和感を覚えるのかについて語ります。また、デザイナーとして持続的に成長したいと思ったときに、なぜ自分自身のルーツを振り返ることが重要なのかも説明します。

About Ryo

株式会社フライング・ペンギンズのプロデューサー、コンテンツストラテジスト。「Spectrum Tokyo」と「Design Matters Tokyo」、2つのデザインコミュニティを立ち上げ運営中。前職では「UX MILK」を立ち上げ、国内最大のUXデザインコミュニティへと育てる。PCゲームとパンクロックが好き。